8番、市政会の比留間利蔵です。今回は「基地跡地の利用について」一般質問させて頂きます。ご承知の通り平成19年度中に方向性を決めて、平成20年6月には跡地の利用が決定することになっています。通告文章は、学校教育部の問題と市民に関心の強い「ごみ問題」の通告ですが、今後府中市にこれ以上の広大な敷地が出てこないことなどを含め、現状市民の関心の強い問題や市として考慮してほしいことを入れて、一般質問とさせていただきます。
まずは、府中基地跡地の保留地についてです。平成17年9月14日の基地対の資料によると、全体の南側約5.5haが市の取得用地で、さらにその北側5.5haが国立医薬品食品衛生研究所の移転用地、その北側及び東側2.9haは財務省の処分用地で低層住宅とされています。そこには、当然家族で生活する方が住まれると思います。又そこは、現在若松小学校の学区で、プレハブ校舎が狭い敷地に建っています。近隣の第六小学校も同じ状態です。幸い、新町小学校と第二小学校にはプレハブは建っていませんが、定員いっぱいの状態です。現在建っている浅間中学校の隣の芸術劇場は平成3年に建設されましたが、元々は小学校用地として確保した物が、バブル崩壊や予定の人口の増加しなかった為に現在の形になったと聞いております。又、各小中学校の体育館の耐震審査も終わり、校舎の耐震補強工事に入ると聞いております。長い目で見れば、社会全体が高齢化社会に入り子供が減りつつあるのは周知の所ですが、現状の府中は先輩たちや行政・市の職員等の努力で今もなお、環境の良い府中市ですみ続けたいと思う人が増えている状態です。中学校においても同じことが言えます。五中ではプレハブ校舎が建ち、一中や浅間中学校も定員いっぱいの状態です。
ここで観点を変えて「教育プラン21」で考えてみたいと思います。学校選択制の中に、@通学区域制度の有り方についての検討とA小・中一貫教育の導入とあります。なぜ実現出来ないのか考えてみました。やはり学区を変えるには抵抗のある父母が多いのも事実だと思いますが、もし新しい学校を建設して、府中市全域から生徒を募集出来たなら状況は変わると思います。それも小・中一貫校のモデルケースとなればなおのことだと思います。しかし問題は現在校舎とグランドを確保出来る場所が無いことです。
次に調布基地跡地の保留地についてです。ここについても府中市にとっては大切な保留地だと考えます。平成19年9月12日の説明では、武蔵野の森西側については、東京国体の補助競技場やテニスコートなど多くの施設が予定されています。又、都市整備用地及び病院用地の利用にあたっては、国家公務員宿舎や軽自動車検査協会多摩支店や警察庁第七機動隊の希望があると聞いております。府中市民にとって本当に必要な施設の検討と誘致をぜひお願いしたと思います。
そこで次に別の角度より市民の不安要素の「ごみ問題」を考えてみました。9月の決算委員会でも質問させて頂き、又九月と今回の一般質問では多くの議員が取り上げていますが、現状市民のごみは何とか多摩川衛生組合にて処理されています。このまま人口が増加し、ごみ減量が進まない状態と仮定すると、ごみの減量につながる施設の建設が望ましいと考えます。そこで改めて自区内処理の考え方や今後の市の方向性も含め聞きたいと思います。
以上の事を踏まえ以下質問いたします。
- 各学校の建設年月日と耐震状況について知りたい。
- 現在のプレハブ校舎と今後の推測される状況は?
- 市内小学校の最小面積と生徒定員数と教室数は?
- ごみの自区内での処理施設の考え方について知りたい。
それぞれに答弁又、野口市長には「ごみ問題」に関する答弁を頂きありがとうございました。それぞれの基地跡地の場所によって温度差があるように感じます。府中基地跡地の場合は、早くから計画があるにも関わらず、当初の計画よりすでに1年から2年も計画が遅れています。近所の住民からは基地内の木の手入れもしていないので、春先になるといろいろな虫が飛んで来て洗濯物が干せない等の苦情も聞いております。又、調布基地跡地については、急にいろいろな計画が進められていると感じるのは私だけでしょうか?どちらも市民の財産でもあり貴重な保有地です。市には刑務所や競馬場・多磨霊園等の公共施設が多く、何より現在及び今後の市民が有効に使えるものにしてほしいと願う市民も多いです。
さて二回目の質問は、より具体的にしたいと思います。まず府中基地跡地は先程に述べたように衛生研究所の北側及び東側の2.9haは財務省の処分用地として低層住宅が計画されていますが、
2−@として府中基地跡地保留地に住宅が建設された場合の家族構成及び人口増はどのくらいになりますか?
2−Aとして学区は小学校が若松小学校で、中学が浅間中学となると思いますが、両校とも教室不足が生じている状況にあると認識していますが、その状況と学区の見直しについてお尋ねします。
2−Bとして若松小学校及び浅間中学校か開設した経緯と仮称浅間小学校予定地を学校用地として使用しなかった経緯をお尋ねします。
次に市民に関心の強いごみ問題です。現在、多摩川衛生組合に入っている府中市のごみの量の47%が生ごみだと聞いています。11月20日の東京新聞に町田市では生ごみの堆肥化センター設置の検討をしていると出ていました。又、翌日21日には、読売新聞に多摩地区始めてのリサイクル(生ごみ堆肥化)施設の建設が始まりました。ごみとして捨てている生ごみを如何にリサイクル出来るかが資源化や環境の為にも必然と考えます。幸い府中市には農業大学もありその分野に精通した人や、関わっている人も多くいます。今年に入りごみの有料化やダスドックスの撤去等が優先していますが、本来リサイクル出来る物をリサイクルすることが、多摩川衛生組合の焼却炉の寿命を延ばし、快適な市民生活につながると信じています。
2−Cとして今年に入りごみの有料化等の話が先行していましたが、現状打破のためにもごみの減量が最優先と考えますが、今年度ごみ減量に向けてどのような施策を展開してきたのかお尋ねします。例えば全体協議会でも話しに出だが、他市との接近した場所のごみ箱には鍵をつけるなど・・・
2−Dとして府中市における生ごみ堆肥化事業等の処理量及び処理費用はどれくらいですか?
2−Eとして府中市では生ごみ処理施設を導入する考えはあるかお尋ねいたします。
それぞれに答弁ありがとうございました。まず府中基地跡地の問題から取り上げたいと思います。北側の保留地の低層住宅の規模にもよりますが、人口増加が推測される以上、現状でも若松小学校・第六小学校や浅間中学校の教室不足が生じているので至急に対策を考えて頂きたいと思います。かと言って通学区域制度を是非変更して下さいと言うことではありません。先程も話したように通学区域の見直しは大変難しいのも存じております。新設校以外の通学区域の見直しは1回だけあったと認識しています。是非「教育プラン21」にある小中一貫校の実現の為にも、又教室不足の解消の為にも是非学校用地としての確保をお願いします。
若松小学校の場合は、すべての小学校中もっとも面積が狭くそこにはプレハブ校舎が建っている状態です。又来年新たにプレハブ校舎の増設が見込まれている上では、運動会の開催も難しい状態です。本来なら近隣の敷地を確保してもらいたい所ですが、以前計画されたことは聞いておりますが、実現に至っていません。近隣には住宅が建ちそれも今では難しい状態です。せめて運動会の時などは、隣の府中工業高校のグランドを使用出来る様、方法を考えていただきたいと思います。又大型マンション計画によって他の小中学校も同じことが無いように関係部署のさらなるご協力をお願いし、府中基地跡地には是非新設・小中一貫校の実現できる様、学校用地としての土地の確保を強くお願いいたします。
次に「ごみ問題」です。二回目の今年の政策については、具体的には何にもしていないということだと理解しますが、現実に今年の多摩川衛生組合のごみの量が府中市のみ減っていて、他市は増えているとも聞いております。市民の中では、ごみ箱は存続してもらいたいものだと思います。まさに緑の箱やオレンジボックスは府中ブランドになっていると思います。そのためには分別を進めることも大切だと思います。今年の頭の報道や新聞での「ごみ問題」が市民の中に根付き始めている今だからこそ、行政として打つ手を考えてもらいたいと思います。そのための一つがバイオマスによる生ごみ処理の方法だと考えます。私も大田区のバイオマス施設の見学に行かせてもらいましたが、大きさもそれほどではなく、体育館くらいで臭いもあまり気にならないほどでした。バイオマスの研究を進めることで多摩川衛生組合の焼却炉の寿命が延びることで、市民に快適な生活が送ることが出来れば、それが一番よいことだと考えます。市で取り組んでいる生ごみ堆肥化事業にはついては、給食センターの生ごみを中心に進めている事がわかりましたが、それは市民のごみの減量には結びつきません。市民から出る生ごみを利用することによってごみの減量が促進出来ます。例えば学校で家庭の生ゴミを回収する方法や学校周辺の市民は学校へ持って行く事も出来ます。また家庭の生ごみのみの、個別収集するなど様々な方法があると思います。生ごみの減量に協力してもらった市民にはプラスになるシステムを考える事が大切だと思います。又、協力してもらった市民には農家から野菜をもらえるなど、優秀な職員の方々ならもっと良い方法が考えられると思います。食育の観点からも子供たちは、学校農園で自分たちの生ごみが土の栄養の堆肥となり、ごみから食へ変わる循環社会が体験できます。生ごみの減量が実現できればごみ箱の撤退やごみの有料化、個別収集することがなくなると思います。又、市外からのごみを入れないためにも、ゴミ箱に鍵をかけることも有効的だと考えます。それと国からは農林水産業の環境バイオマス政策課からの助成金ももらえて、環境問題に積極的に取り組んでいる地域だと言う事になり、市民の誇りとなる事だと思います。このシステムが実現出来れば、緑の箱はリサイクルボックスに生まれ変わり、まさに府中市民の誇りあるブランドとなり市外へのアピールも出来ると思います。府中市から始まった緑の箱が形を変えてリサイクルボックスとして生まれ変わることを心から望みます。しかし、協力いただけない市民には、ゴミ箱の撤収や罰則を付けるシステムが必要だと思います。民間企業が参入している分野でも、行政が出来ることはより積極的に行政が導入すべきと考えます。是非バイオマスの思索が出来る土地の確保を強く望んで私の一般質問とさせて頂きます。
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